定期テストお疲れ様です。
少しだけ普段の勉強に関して独り言を。忙しい人、興味のない人はさっさと下にある宿題の問題を解いてください。暇つぶしに先生の独り言を読もうという人だけのんびりと読んでくれたら嬉しいです。
自分のペースを保つ
勉強は自分のペースで行うと効率がぐっと上がります。定期テストや模試など、誰かに設定された目標によって「やらされる」努力としての勉強は効率が悪いのです。よって本質的な学力を上げるにはテストの有無に関わらず普段からの勉強。楽に最大効果を得ることができます。
勉強にインプットとアウトプットがあることを認識しましょう。
インプット
情報の暗記、これはまとまった時間が必要です。スポーツの基礎練習のような単純作業の反復、忍耐が必要です。第1段階は暗記すべき情報の理解。ここに一番時間を割きましょう。日本語が理解できていなければ暗記効率が大幅に下がります。一度、理解してしまえば、あとはその情報を引き出す練習です。暗記すべき事柄を何も見ずに説明できるか。説明できるものと、できないものを明確に振り分け自覚していきます。ここまできたら、五分単位の短い時間で覚えているかの確認作業に入れるはずです。
いつやるか
暗記のタイミング。理解する作業は寝る直前に、思い出す作業は朝起きてすぐの時間に、それで効率が上がります。脳は睡眠を情報の整理に使いますので、寝てる間に自動的に成果が出ます。睡眠は何よりも大切です。その睡眠を守ってくれるのは規則正しい生活です。寝る前の30分、できれば一時間はブルーライトを避け、安眠を心がけましょう。
アウトプット
アイディアを必要とする記述問題や数学の応用問題。2つ必要なトレーニングがあります。一つはアイディアを出すためのトレーニング。もう一つはアイディアを答案としてまとめるトレーニング。これは別の能力なので、きちんとそれを認識しましょう。数学の応用問題は専門外なので、ここでは文系科目、特に英語の記述問題に関して話します。
考える作業
一つ目のアイディアを考え出す能力は、トレーニングすることが難しいです。「なぜ」を問うことをくせにする事。複数視点から物事を見る、最低でも賛成、反対どちらの意見も考えることを癖にする事。これがすぐに取りかかれるトレーニングでしょう。それでも苦手だ、という人は、本を読みましょう。読書する事で筆者の意見を理解し、「誰かの考え」のストックを貯めることができます。「〜だったらどう考えるか」が記述問題を解く能力の土台になります。
アイディアを答案にまとめる
そして、答案をまとめること。時間制限を設け、ぼんやりとしたアイディアをスピーディーに日本語の文章にまとめる練習をしましょう。
上記2つを同時に行おうとすると、漠然とした思考しかできず、机の前でただただ悩む時間が増えていくだけです。
さあ、宿題をしよう
この宿題も、一度映像を見て問題を確認したら、しばらく放っておいて、考える時間をもちましょう。歩きながら、食事しながら、入浴中、ぼんやりとしている時にふと考えがまとまったりするものです。その繰り返しが思考する力を与えてくれます。
ほとんどの定期テストではインプットの問題しか課されないと思います。なので、日常的にアウトプットの能力を育てることを意識しましょう。
では、宿題です。
A warm embrace that saves lives
余裕があったら、こちらの映像も見てみましょう。